町田市の保育園でアドラー流叱らない保育研修!
先日、東京町田市の某保育園さんで保育士研修をさせて頂きました。
(3人ずつペアになって頂き、普段保育中に感じていることをシェアし合って頂いている時の写真)
決してこれが答え!というではないし、むしろ子育てにも保育にも正解はないと思っています。
しかし困ったり悩んだりした時に、研修の内容が何か一つでも保育者の皆さんや、子どもたちのためにお役に立つことが出来るなら・・・
いつも、そんな気持ちでお話をさせて頂いています。
私が主宰している、子どもの心の根っこを育むcocoroneでご提供させて頂いている保育士さん向けの研修「叱らない保育」では、「知る」「聴く」「伝える」の3STEPを基礎研修にしながら、アドラー心理学の理論を基に、モンテッソーリ教育のエッセンスも加えてお伝えをしています。
先日は最初のステップでもある「子どもの行動の理由を知る」というテーマで、職員の皆さんと一緒に考えていきました。
私たちは普段、子どもの行動の理由を知ろうとする時、原因を考えるという事が多いのではないかと思います。
例えば朝からぐずぐず泣いていて、機嫌が悪いお子さんがいたとします。
そんな時、私たち保育者はおそらく
「今日は体調が悪いのかな?」と思ってその子の体温を計ってみたり。または、「昨日お家で何かあったのかな?最近情緒不安定なのかもしれない!」と考えてみたりとかですね。
勿論、原因を考えるという事も保育をする上ではとっても大切な事なので、それはそのまま続けていきたいところです。
しかし、「何で?」「どうして?」と原因を考える視点(原因論といいます)は、場合によっては子どもは大人に責められていると感じたり、勇気をくじかれてしまう事にもなりかねません。
そこでおすすめなのは、原因を探すのではなく目的を探すという視点です。(目的論)
子どもの行動には必ず目的があります。
子どもの行動の目的を発達の視点から理解するという意味では、もともと障害児の研究から始まったモンテッソーリ教育の考え方はとても役立ちます。
子どもがじっとしていられないのにも、お部屋を走りまわるのにも、丁度よい高さのものを見つけたらよじ登ろうとすることにも、全部意味があるからです。
そして子どもの心理面を理解し、適切なアプローチをしていくという意味ではやはり、アドラー心理学の考え方がとても役立ちます。
マリア・モンテッソーリとアルフレッド・アドラーは、イタリアとオーストリアで、同じ1870年生まれで同じ医師でもあり、交流や繋がりがあったのではないか!とも噂されています(真相は分かりませんが)
しかし、やはり考え方には共通点も多く、実践するにはとても相性が良いと思います。
アドラー心理学の理論を基に、モンテッソーリ教育のエッセンスも取り入れている「叱らない保育」保育士研修にご興味のある保育園さん、幼稚園さん、ぜひ詳細をご覧頂き、お問合せくださいね!
また、園の研修ではないけれど個人的に学んでみたいという保育士さんも、ぜひ一緒に学びましょう!
3名以上で、保育勉強会という形で開催を承っております。
先ずはお気軽にお問合せくださいね!
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