アドラー心理学を保育に活かしたい
これらの保育の日々のお悩みの多くは、アドラー心理学の理論で解決することが出来ます。保育園や幼稚園で職員研修を行っております。(ZOOMも可)
研修内容はアドラー心理学の理論を基にしていますが、お子さんの一人一人の発達に寄り添うという視点から、モンテッソーリ教育のエッセンスも取り入れております。
子どもの心と身体の発達を知り、お子さんに伝わりやすいコミュニケーションを学ぶことで、保育士さんが子どもたちを「怒る」「叱る」「罰する」といったことは自然と減らせます。
個別の課題に合わせたオリジナル研修
ワークやディスカッションなどもたくさん取り入れながら、若い保育士さんたちも楽しく学んで頂ける研修内容になっております。研修内容につきましては、事前にZOOMなどで代表者様とお打ち合わせをさせて頂き、園内の課題や問題点などをお聞きし、それに合わせて研修内容もカスタマイズいたします。料金・研修期間などについてもご相談に応じます。
先ずはお気軽にお問い合わせください。
研修プログラム例
子どもを正しく理解する
大人の勝手な色眼鏡や思い込みで子どもを見るのではなく、科学的な視点(論理的で実証的なエビデンスに基づいた視点)で子どもたちを観察してみましょう。
子どもの心理面や発達面を科学的に知る事で、大人の目からは「理解不能」と思うような、お子さんの行動に対しても理解が進み、より適切な対応法や関わり方も見えてきます。
明日からすぐに出来る!
保育現場の環境の整え方
子どもの自己教育力(子ども自ら学び、成長・発達していく)が発揮されるためには、子どもの発達段階に見合った環境が何よりも重要です。
子どもは環境を吸収して成長していくからです。
ちょっとした大人の配慮だけで、明日からでもすぐに出来る環境作りのポイントをお伝えしながら、保育室の環境作りのお悩みを一緒に考えていきます。
より子どもに伝わりやすい伝え方
例えば
- 「お部屋を走りません!」「静かにしなさい!」など、毎日同じ事で怒っているのに全く効き目がない
- 次の行動への切り替えがなかなか出来ない時の考え方やアプローチを知りたい
- 手がかかるお子さんにはどんな対応をしたら良いのか
そんなお悩みはありませんか?
子どもたちにより伝わりやすいコミュニケーションを学ぶ事で、保育中のイライラはだいぶ減らす事が出来ます。
子どもを尊重する関わり
忙しい日々の保育の中でつい
- 流れ作業のように子どもたちのおむつ替えをしてしまっている
- 子どもの鼻水が出ているからと、何も言わずに勝手に鼻を拭いてしまうことがある
- 手が回らないからと、本人の許可もとらずに勝手におんぶをしてしまう事がある
そんな事はありませんか?
しかし、日々忙しい保育中でも、「目の前のお子さんを一人の人格者として尊重する」ことが重要です。
子どもひとりひとりの人格を尊重することで、子どもたちからの協力も得られやすくなり、結果的に保育も楽になります!
「子どもを尊重する保育」「子ども主体の保育」一緒に考えてみませんか?
子どもとの信頼関係の築き方
保育現場において、園児さんたちと信頼関係を築く事はとても大切です。
保育に限らず、子育てでもパートナーでも、友人でも、そして一緒に現場で働く仕事仲間でも、全ての人間関係において大切な「信頼関係」の築き方を、アドラー心理学の視点をもとにお伝えしながら、ワークやディスカッションを通じて皆さんと一緒に考えていきます。
より良いチームワークのためのコミュニケーション
保育現場のお悩みで、よく聞かれる人間関係のお悩み。
考え方や価値観も様々な先生たちが一緒に保育をする現場だからこそ、学びもあるけれど、時にはぶつかることもあるかもしれません。
しかし、考え方の違いがあったとしても、「子どもたちに健やかに育って欲しい」「楽しく園生活をして欲しい」「より良い保育をしていきたい」などの想いは同じだと思います。
少しコミュニケーションのやり方などを意識するだけで、職場の人間関係の雰囲気はとてもよくなります。
先生たちが笑顔で楽しんで働く事が、園児さんたちにも安心感を与えます。
実施事例
A保育園さま
経験の長い先生から新卒の先生、パートの先生、年齢や他園でのご経験なども様々で、同じクラスで働いていても動き方や子どもへの声のかけ方などにも違いがあり、悩んでおられたとのこと。
お忙しい保育園だったため、土曜日に6時間の1日研修という形で実施しました。
基本的なアドラー心理学の考えの土台となる部分を凝縮しながらお話させて頂きました。
また、職員の皆さん同士も一から人間関係を作られているところでしたので、信頼関係作りや価値観の共有、コミュニケーションをスムーズに取れるようになるワークなどもたくさん取り入れさせて頂きました。
研修後は、「日々の保育の中でもみんなでオープンに話し合える時間が増えたり、以前に比べて職場の雰囲気も良くなって働きやすくなった」と嬉しいご報告も頂きました。
B保育園さま
企業主導型の保育園さま。
アドラー心理学の理論を園に取り入れたいので、オープン前にみんなでアドラーの価値観を共有しておきたいというご依頼を頂きました。
2日間の研修を実施し、職員のみなさんと意見交換をする時間も多く取りました。
「アドラー心理学の理論を保育に活かすにはどのようにしたらよいのか」を具体的なお話をさせて頂きながら、若い保育士さんたちも最後まで飽きずに学べるように、ワークやロールプレイなどもたくさん取り入れた、実践的な内容の研修を作成させて頂きました。
まだ現場経験のない若い先生方とも、「保育現場でよくある事例と対応法」などをディスカッションする時間も作りました。
「とても分かりやすかった」「今まで受けた保育研修の中で一番楽しかった」「最終日は職員同士で一体感を感じる事ができた」など嬉しいご感想も頂きました。
研修後は、アドラーの考えをみんなで共有し合えたことで、園児さんたちに対して一貫性を持って対応できているそうです。
受講生のご感想
- 今回の研修を受けて、保育者としてどのように子どもに声をかけたらいいか、私自身がどのように子どもと接していきたいのかが見えました。
具体例や図などを使って分かりやすく説明して頂けたので理解を深める事が出来ました。
子どもの気持ちの根っこの部分を見極めて接していこうと思います。 - 大変勉強になりました。子どもと保育者の対等な関係というところに興味深いものを感じました。研修も終始和やかな雰囲気で心地良い時間でした。
- 子どもへのアプローチの仕方がとても勉強になりました。
質問する時間もたくさん設けて頂き、仲間とシェアをし合うことで学びが深まりました。 - たくさんの保育研修の中でこの研修が一番楽しかったです。アドラー心理学を保育に活かせる内容を具体的に知れて良かったです。
自分のしたい保育の形も見えてきました。 - 考え方や気持ちの持ち方、子どもへの伝え方など全て勉強になりました。
- 職員同士で考え、話し合ったりすることが多かったので、色々な意見を確認し合えてよかったです。
日々の保育を見直す良い時間になりました。 - 明日からの保育にすぐに使えるものばかりでとても勉強になりました。今までの声掛けで反省点もありましたが、今後の保育に活かしていきたいです。
- テキストも読みやすく、先生の話し方も語り掛けるように話してくれたので良かったです。たくさんの気づきを頂きました。