ELM勇気づけ講座とは、フロイト、ユングに並ぶ世界の心理学者の三大巨頭の一人とも言われている、アルフレッド・アドラーのアドラー心理学の理論を基にプログラムされたコミュニケーション講座です。
【こんなふうに感じている方、いませんか?】
「もっと優しくしたいのに、余裕がない…」
「伝え方を間違えたかも…と、あとから自己嫌悪になる」
「自分の関わり方が否定されているように感じてモヤモヤ」
「他人にモヤモヤしても、自分が我慢すればいい、と自分の気持ちを後回しにしてしまう」
誰かのために、毎日まっすぐに向き合おうとしている人ほど、
ふとした瞬間に、こんな思いがよぎることがあるのではないでしょうか。
【考え方のすれ違いに、ひとりで悩んでいませんか?】
人と関わる現場に“正解”はありません。
相手にとって最善の関わりを模索しながら、日々判断を重ねていく――
家族、職場の同僚、友人、パートナー、支援の現場など、
コミュニケーションの場面は常にあり、時にそれがプレッシャーになることもあります。
最近では、こんなお悩みもよく聞きます。
・誰かにじっくり向き合いたいのに、時間や業務に追われて気持ちが置き去りになる
・「それって本当に必要?」と思うことがあっても、関係性や空気を壊したくなくて何も言えない
・自分の感情を上手くコントロールできず、あとから自己嫌悪になる
・他の人の価値観に合わせようと頑張ってしまい、自分を見失いそうになる
価値観は人それぞれ。
でも、その違いが「自分のやり方は間違っているのかも」と感じるような体験につながると、
関係の中で自信をなくしてしまったり、迷いが深くなってしまうこともありますよね。
【勇気づけは、どんな人間関係にも通じるコミュニケーションの軸】
そんなときに出会ってほしいのが「ELM勇気づけ講座」です。
ELM(Encouraging Leaders’ Manual)勇気づけ講座は、アドラー心理学をベースに開発された体験型・実践型のコミュニケーション講座です。
アドラー心理学では、
「他人は変えられないけれど、自分の見方や関わり方は変えられる」
という考え方を大切にしています。
相手の反応や価値観を無理に変えようとするよりも、
自分がどう捉えるか、どう関わるかを変えることで、関係性は変わっていきます。
でも、分かっていても、つい他人を変えたくなったり、自分を責めてしまうのが現実です。
だからこそ「自分にできること」に意識を向ける勇気づけの関わり方が、大きな力になります。
この講座は、一方的に話を聞くだけの座学ではなく、楽しいワークを中心に、
仲間とお互いの気づきをシェアし合いながら学びを深めていくことが出来るのが最大の特徴です。
アドラー心理学の本は読んだけど実践が難しい…と感じている方も、
ワークで体感しながら学べるので腑に落ちやすく、実践に結びつきやすいのでおすすめです。
【全12章の学びの内容】
1章. さまざまな見方・考え方の存在を認める
「どうしてあの人は、そんな風に言うんだろう?」他人の言動や行動にモヤモヤしてしまう事はありませんか?
私たちは皆、それぞれ“自分だけのメガネ”を通して世界を見ています。
正しさでぶつかるのではなく、違いを理解する視点を持つことで、対人関係は驚くほどラクになります。
2章. 聴き上手になろう
相手の話を「ちゃんと聴く」ことは、信頼関係の土台です。
うなずき、目線、タイミング…ちょっとした“聴き方”のコツを知るだけで、関係の質がぐんと深まります。
聴く力が磨けます。
3章. 言い方を工夫しよう
同じ内容でも、「どう伝えるか」で相手の反応は変わります。
責めずに伝える、伝わる言葉を選ぶ――
人との距離が縮まる、実践的な言葉の使い方を身につけましょう。
4章. 感情と上手に付き合う
イライラ・怒り・不安…感情に振り回されて、あとで自己嫌悪になることありませんか?
その「怒り」の奥には、実は“別の気持ち”が隠れているかもしれません。
感情のメッセージに気づき、自分とやさしくつながる方法を学びます。
5章. 自分のスタイルを明確にする
何かあるとすぐ我慢してしまう、気づけば空気を読んで動いている…。
あなたには、あなたらしい“思考・感情・行動のパターン”があります。
「クセ」に気づけば、それは手放すこともできるのです。
6章. セルフトークを意識する
「また失敗した…」「なんで私はこんなにダメなんだろう」
そんな言葉が、心の中でぐるぐるしていませんか?
無意識に自分を傷つけている“内なる声”に気づき、もっと優しく、勇気づける言葉に変えていきましょう。
7章. 目的を意識する
子どもがかんしゃくを起こす。職員が嫌な態度を取ってくる。
行動の“裏側”には、必ず目的があります。
「なぜこんな行動をするのか?」を理解できると、関係も、対応も、変わっていきます。
8章. 自分の人生を引き受ける
「本当はこうしたかったけど…」を繰り返していませんか?
どんな過去があっても、「これからどう生きるか」は自分で選べる。
自分の人生を誰かに委ねるのではなく、しっかりと舵を握る勇気を育てます。
9章. 自分のよさを再発見する
「自分には特に取り柄なんてない…」
そんなふうに思っていたあなたに、仲間からフィードバックが届きます。
自分では気づけなかった“自分の魅力”が、他者のまなざしを通して見えてくる時間です。
10章. 当たり前の価値を再確認する
毎日きちんと仕事に行く、笑顔であいさつする、子どもに寄り添う――
それって実は、とてもすごいこと。
でも、慣れてくると「できて当たり前」に見えてしまう。
“ちゃんとやってる自分”に、もう一度スポットライトを当てていきましょう。
11章. 物事を前向きに考える
前向きって、ネガティブを排除したり、無理やりポジティブにふるまう事ではありません。また、現実から目を背けて良い面だけ見ようとするのとも違います。
現実をしっかり見ながら、失敗したときにも、ありのままの自分も受け入れて、前に進もうとする力。
そんな、楽観的に生きるスキルを身に着けます。
12章. 勇気づけをする
勇気づけとは、「あなたにはできる力がある」と信じて伝えること。
相手の中の“乗り越える力”を信じて関わることで、関係にあたたかさと希望が生まれます。
そしてそれは、自分自身にも向けていいのです。
どの章も、日常の対人関係にそのまま活かせる、実践的な内容ばかりです。
【こんな方におすすめです】
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褒めない(上から評価しない)、叱らない、勇気づけのコミュニケーションを学びたい
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イライラや不安と上手につきあえる感情のコントロール方法を身につけたい
- 他人の言動に振り回されず、ぶれない自分軸を持ちたい
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「自分との関係性」を見直し、自分をもっと肯定できるようになりたい
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考え方が違う人との接し方や、自分の意見を伝える時の言い方を知りたい
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対人関係が楽になる方法を身につけたい
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ポジティブに考えられるようになりたい
【受講後、こんな効果が期待できます】
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子どもにも同僚にも、自分の気持ちを優しく伝えられるようになります
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感情に流されず、冷静に行動できる“心の余白”が生まれます
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他人の価値観に引っ張られず、自分の大切にしたい軸がはっきりします
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「私はこれでいい」と思える、自分への信頼感が育ちます
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違いを対立ではなく、理解や工夫で乗り越えられるようになります
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人と関わることが、以前よりもずっとラクになります
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日々の小さな“できていること”に気づけるようになり、心が前向きになります。
【受講者の声】
アドラーは本を読んで勉強しましたが、やはり本を読むだけとは全然違う!ワークがとにかく楽しくて、気づきがいっぱい!アドラーの理論を日常生活への実践に落とし込みやすいと思いました。
アドラーの“勇気づけ”は、子どもとの関わりだけでなく職員同士の関係にも大変役立ちました。
自分の意見を伝えることに怖さがあったけれど、自分も相手も否定せず、丁寧な言葉の選び方を学べたのが大きいです。
子どもや周りとの関係に悩んでいる方だけでなく、自分自身に対する意識や考え方を変えたい方にお勧めの講座です。自分の意識を変えてもらえて、視野が広がりました。
対人関係に悩んでいる人におすすめです。講座を受けてから考え方ががらりと変わり、相手の価値観を素直に受け入れられるようになりました。
もっと早く出会いたかった!初めてのアドラー心理学でしたが、ワークで気づくことがいっぱいで、一つ一つ学ぶのがとても楽しかったです。これからも勇気づけのお稽古を続けていきたいです。
子どもに対して優しくなれ、イライラが減りました。すごーく前向きに。優しい気持ちになれました。
アドラー心理学の勇気づけの考え方、本当に実践的で有効だと思います。
エリさんのお話も共感できることがとても多く、楽しく受講させて頂きました。
【講座詳細】
日程:2025年 5月22日(木)、5月29日(木)、6月5日(木)
時間:各回 20:00〜22:40(全3回)
※全12章を1日4章ずつ進めます
方法:Zoom(オンライン開催)
受講料:40,000円(再受講18,000円)
他リーダーからの再受講価格:30,000円
井上のSMILE受講者さま割引:33,000円
ペア割:10%オフ割引にてご案内中
対象:個人申込制(人と関わるすべての方に)
特徴:楽しいワークが中心の体験型講座。出会った仲間とも共に励まし合いながら共に学び成長していけます。