川崎市で子どもの人権を守る言葉がけ研修|アドラー心理学|登壇しました

先日、川崎市中原区の保育・子育て総合支援センターさまから「子どもの人権研修」というテーマでご依頼を頂き、「子どもの人権を守る!言葉がけ研修」に登壇させて頂きました。平日の午後から、30名ほどの保育士さんたちがお集まりくださいました。

今回は中原区の保育士さんたちが対象の研修でしたが、皆さま研修のテーマに関心を持ってお申込みくださった方が多かったようです。

私自身、子どもの人権を守る事は日々の保育の中で最も重要なテーマの一つだと考えています。

そして「子どもを一人の人格者として尊重し、共感の心で関われば、叱らなくても保育は出来る!」というのをミッションに掲げながら研修活動を続けています。なのでこうしたテーマでご依頼を頂けたこと、「子どもの人権」や「子どもを尊重する保育」に関心を持った保育士さんたちがお集まりくださったこと、とても嬉しく有り難い思いでいっぱいです。

研修内容の紹介

研修では、まず「子どもの人権とは何か?」という基本的な理解を深めることからスタートしました。

子どもは一人の人格者であり、例え0歳児の生まれたばかりの小さな赤ちゃんでも、大人と同じ大きさの人権が子どもたち一人一人にあること、子どもの人権は大人と同じように尊重されるべき存在であることを改めて確認しました。

しかし、日々の忙しさや保育の現場の習慣の中で、「気づかないうちに子どもの人権が脅かされている場面」は意外と多いのではないでしょうか? 研修では、「子どもの人権を守る保育・言葉がけ」をテーマに、理論だけでなく実践的な学びを深めました。

また、グループに分かれて意見交換を行う時間も多く設け、皆さんがそれぞれの保育現場で感じていることを話し合いながら学びを深めることができました。どのグループもとても熱心に話し合われていたのが印象的です。
研修の内容も実践的なものばかりで、受講後「明日からすぐに実践したい!」というお声も頂き嬉しいです。

 

子どもが安心して過ごせる環境を整えるために、日々の関わり方や言葉がけを見直し、より良い保育のあり方を考える時間となりました。言葉がけを見直すワークにも取り組みました。実際の保育場面を想定しながら、より子どもの気持ちに寄り添った言葉を考えることで、日々の保育の中でどのような声かけができるのかを具体的に学びました。

研修後には、参加者の方から「アドラー心理学にすごく興味があるんですけど!どこで学べますか?」と声をかけてくださった方がいらして、とても嬉しかったです。

アドラー心理学は、子どもとの関わりに役立つのはもちろんのこと、職員同士の人間関係や保護者との関係など、あらゆる対人関係に活かせる心理学です。だからこそ、保育士さんたちにこそ知ってほしい学びのひとつなのです。

特に、保育現場ではコミュニケーションが重要であり、子どもだけでなく、同僚や保護者との関係にも大きく影響します。これを機に、より多くの保育士さんがアドラー心理学に関心を持ち、学びを深めてくださると嬉しいです。

まとめ

今回の研修を通して、子どもの人権を尊重するために最も大切なのは、「大人の価値観を押し付けるのではなく、子どもの気持ちを理解し、寄り添うこと」であると改めて実感しました。言葉がけ一つで、子どもが安心して自己表現できる環境をつくることができるのです。

「子どもを尊重し、共感の心で関われば、叱らなくても保育は出来る!」

この言葉を大切にしながら、これからも研修を通して「子どもの人権を守る保育」の実現に貢献していきたいと思います。

 

保育士さんが現場で役立つ情報を、これからも発信していきます。

「保育士園内研修」「子どもを尊重する保育」など、実践的なテーマをお届けしますので、ぜひ次回もお楽しみに!

子育てと保育の学び舎cocoroneでは、不適切保育を防ぎ、叱らない保育を実現するために、アドラー心理学を活かした言葉がけ研修など、保育士さんたちのスキルアップと現場の課題解決に役立つ様々な研修をご提供しております。東京都内や神奈川県横浜市や川崎市など近隣地域の保育園さんをはじめ、オンラインでも多数ご依頼を頂いております。研修の資料請求は下記をご覧ください。

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