【保育士向けチームワーク研修】アサーティブ・コミュニケーションで職員間の関係性を高める
目次
保育士のチームワークを高める
今回は、鹿児島の保育園さんにて実施した、アサーティブ・コミュニケーション研修のレポートをお届けします。
先日、鹿児島の保育園さんにて保育士向けの
アドラー心理学に学ぶ/チームワーク研修③「職員間のコミュニケーション」を実施しました。


今回の研修テーマは
「アサーティブ・コミュニケーション」。
職員同士の関係性や、言葉の選び方に悩む保育現場にとって、
避けて通れないテーマです。
なぜ今、アサーティブ・コミュニケーションなのか
保育現場では、こんな声をよく耳にします。
- 言いたいことがあっても、関係が悪くなりそうで言えない
- つい強い言い方になってしまい、後で後悔する
- 「伝えたはずなのに、伝わっていない」ことが多い
- 職員同士の小さなすれ違いが、チーム全体の空気に影響している
これらはすべて、
コミュニケーションの質が大きく関係しています。
今回の研修では、
「我慢する」「正しさを伝える」ことをゴールにするのではなく、
自分も相手も大切にする伝え方を軸に学びを深めました。
コミュニケーションには「タイプの違い」がある
研修の前半では、
コミュニケーションの4つのタイプについて整理しました。
- 攻撃的(アグレッシブ)
- 非主張的(ノンアサーティブ)
- 受動攻撃的(パッシブ・アグレッシブ)
- アサーティブ
「自分はどのタイプになりやすいのか」
「相手や場面によって変わっていないか」
そんな視点で振り返ることで、
言い方のクセや思考の傾向に気づく時間となりました。
「相手のために我慢しているつもりだった言葉が、
実は自分を苦しくしていたかもしれない」
そんな気づきが、自然と生まれていました。
DESC法で「伝え方」を具体的に学ぶ
研修の後半では、
DESC法(描写・気持ち・提案・選択)を使い、
実際の伝え方を整理しました。
- 事実と主観を分けて伝える
- 相手を責めずに、自分の気持ちを言葉にする
- 話し合いにつながる伝え方を選ぶ
実際によくありがちな、身近な題材をもとに、
それぞれの感じ方や考え方を共有しながら、伝え方の選択肢を広げる時間になりました。

アサーティブとは「自分も相手も大切にする在り方」
今回、特に丁寧にお伝えしたのは、
相手を大切にすることと同時に、
自分の意見や考えも大切にしていいという視点です。
私たちは子どもの頃から、
「周りの人を大切にしなさい」
「相手の気持ちを考えなさい」
と教えられてきた方が多いのではないでしょうか。
一方で、
「自分の気持ちを大切にしていい」
「あなたの考えを尊重していい」
と、言われてきた経験は、どれくらいあるでしょうか。
保育現場でも、
「私さえ我慢すれば」
「波風を立てない方がいい」
と、自分を後回しにしてしまう場面は少なくありません。
アサーティブ・コミュニケーションは、
相手を尊重しながら、自分も尊重する
そのバランスを取り戻す考え方です。

この研修が、ひとつのきっかけになれば
今回の研修を通して、
- 自分の気持ちに気づくこと
- 自分の考えを雑に扱わないこと
その大切さを、少しでも感じていただけたらと思います。
チームワークは、
誰かの自己犠牲で成り立つものではありません。
自分を大切にしながら、相手も大切にする。
その土台づくりとして、
今回の研修が現場の中で生きていくことを願っています。
アサーティブな関わりが共同体感覚を育てる
最後は、アドラー心理学で大切にしている共同体感覚についても扱いました。
自分一人で我慢をするのではなく、
自分も相手も大切にしながら、思っていることを伝えていく。
そんなアサーティブなコミュニケーションを
一人ひとりが少しずつ身につけていくことで、
チームの中には自然と共同体感覚が育っていきます。
共同体感覚や心理的安全性のあるチームには、
「言っても大丈夫」
「みんな仲間」
「ここにいていい」
そんな安心感があります。
その安心感があるからこそ、
お互いに支え合い、協力しながら、
仕事を進めやすくなっていきます。
アサーティブな関わりは、
誰かを変えるためのものではなく、
一緒に働く仲間として、よりよい関係を育てていくための土台。
そんな視点を、これからも大切に届けていきます。
最後に
日々の保育の中で
- 「言いたいことがあっても、関係が悪くなりそうで言えない」
- 「職員同士の伝え方や関わり方を、チームとして育てていきたい」
そんな想いを抱く先生方は少なくありません。
子育てと保育の学び舎 cocorone では、アドラー心理学をベースに
一人ひとりが安心して自分の意見を伝えられる、風通しの良いチームづくりのための実践的な研修を多数ご提供しております。
「アサーティブ・コミュニケーション」「チームワークを高める関わり方」「叱らない保育」など、
保育現場の課題や雰囲気に合わせて、内容をオーダーメイドで設計しています。
実際にご依頼くださった園からは、
「職員同士の雰囲気が柔らかくなった」
「言いにくいことも、素直に伝え合えるようになった」
といった嬉しいお声も多数、届いています。
園内研修や外部講師をご検討の方は、ぜひお気軽にお問合せください>>>
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