茨城県で実施した保育士研修|アドラー心理学×丁寧な保育【感想まとめ】

先日、茨城県にある萬徳寺保育園さんにて、

「丁寧な保育」をテーマにした第1回目の研修に登壇させていただきました。

研修の様子はこちらのブログに書いています。
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https://cocorone123.com/adler/1457/

研修後には、職員の先生方からたくさんの温かいご感想をいただき、一つひとつ嬉しく拝見させていただきました。

今回はその中から、特に印象的だったお声を一部ご紹介させていただきます。今回、ご感想の中で多くの先生が触れてくださったのは、次のような視点でした。

  • 子どもたちの敏感期に改めて気づけた事
  • 困った行動ではなく、日々の”当たり前”の中にあるプラスに注目する視点

先生方のまなざしや気づきが詰まったご感想の数々、ぜひご覧ください。

 

 

■「敏感期」に関するご感想■

・敏感期という言葉を今回初めて知りましたが、子どもの行動には必ず意味があり、私たち保育者が子どもの行動をどのように汲み取りながらサポートしていけば良いのかなど、たくさんヒントを頂けました。

・子どもにただ「だめ」と言うのではなく、ダメな時は「代替案」を用意したり、別の形で発達の欲求を満たしてあげることが大切だと感じました。

・こだわりがあるのも、子どもが環境に適応していこうとしているからだと分かり、担当制保育のあり方を改めて考え直すことが出来ました。

・大人がイタズラだと思ってしまうような行動にもちゃんと意味があり、能力を獲得しようと敏感になる時期だと分かったので、子どもを日々観察し、発達に見合った玩具を提供するなど、取り入れていきたいと思いました。

・とても素敵な研修に参加させて頂けて良かったです。子どもの”困った行動”に対しての見方が変わりました。「今は敏感期なんだ」と思い替えるだけで、穏やかな気持ちで対応していけると思いました。

 

・子どもたちが「〇〇したい!」とせっかく感受性が働いているのに、止めてしまっていたと気付きました。知育玩具を手作りしたいなと思いつつ、なかなかアイディアが生まれませんでしたが、今回”敏感期”のお話をお聞きし、子どもたち一人ひとりの行動を把握して、手作り玩具のヒントを見つけ、子どもの気持ちを満たしてあげられるようにしていきたいです。

・保育現場でよく見かける、遭遇しがちなお話がたくさん事例として出てきたので、情景を思い浮かべながらお話を聞くことが出来ました。自分はどんな風に子どもの気持ちや姿を受け止めていたかな?と振り返りながら研修を受ける事が出来ました。

・年齢ごとの発達課題や、心の理論など、簡潔でとても分かりやすかったです。また、運動や感覚の発達課題の内容の事例が具体的で、保育の中で「あるある!」と思い浮かべやすかったです。

・敏感期はその能力を獲得するベストタイミング!やりたいことを満足するまで出来るようにすること、当たり前のことにもたくさん注目を与えたり、言葉と行動と態度で伝えていくなど、分かりやすくて学ぶことが多かったので、保育の中で実践できるよう進めていきたいです。

・子どもの発達や敏感期について学び、同じ学年の中でも月齢差があるので、個々の様子をしっかり見極め、一人ひとりの発達や興味に合った遊びを提供していきたいと思いました。

 

■「注目の与え方」についてのご感想■

・”子どもは良くも悪くも注目をして欲しい、関心を示して欲しい、見て欲しい”という内容がとても印象的でした。プラスの注目をこれまで以上に強化して、その時々の子どもの気持ちに寄り添えるようにしていきたいです。

・日常の中での当たり前を”当たり前”にせず、もっとたくさん言葉にして伝えていこうと思いました。また、「子どもの困った行動には大きく反応しない」「気持ちには共感」も意識してやっていきたいです。

・大人の注目を集めようと行動をするお子さんにこそ、普段から”プラスの注目”を意識していきたいです。事例をたくさん出して頂いたので、身近な子どもの行動と結び付けやすく、学びになりました。

・良くない行動ばかりに目が向いてしまうと約束事が増えていくので、良い行動だと思うことにもっと目を向けていきたいと思いました。当たり前の事を、当たり前だと思わずに、きちんと声に出して気持ちを伝えていきたいです。

・子どもの行動には意味がある!日常生活の子どもの様子と自分の関わりを照らし合わせてみると、まだまだ子どもの気持ちに寄り添ってあげられる部分があるのではないか!と考えるきっかけになりました。子どもの行動の背景にあるものを理解し、その子に合った関わりができるようにしていきたいです。

 

■その他のご感想、心に残ったことや気づきなど■

・研修でアドラー心理学について知り、自分でも勉強してみたいと感じました。保育の仕事ではもちろんですが、子育てでも参考になるお話ばかりでした。子どものありのままの姿を受け止めて、一人ひとりの発達に合わせたサポートをしていきたいです。

・現場経験のある先生の研修だったので、私たちが悩んでいるところもしっかり汲み取ったご意見や解答をして頂けたのが良かったです。

・子どもの行動にはすべて意味があり、小さなサインを汲み取ることで信頼関係にも繋がっていくのだと感じました。今まで保育をしてきて見たことのある行動ばかりだったので、4つの視点はとても分かりやすかったです。

・現場での体験談なども絡めてお話してくださったので分かりやすかったです。グループワークで、他の先生と悩みを共有できたことや、他学年の先生の意見が聞けたのも良かったです。

・先生の声のトーンや語りかけ方がとても聞きやすくて、入ってきやすかったです。保護者に話をする際の参考にさせて頂きたいです。

・スライドの内容や話の展開も分かりやすく、とても良い学びの機会になりました。また、研修前のウォーミングアップ(ミニゲーム)の内容も、子どもたちとの信頼関係を築いていく時に取り組みたいと思いました。

・すごく参考になる内容ばかりでした。先生も現場でのご経験があり、子育てもされているとの事で、ご経験を基にお話ししてくださるので、とても分かりやすくて共感が持てました。

・資料の中に出てくる表であったり、具体的な例をたくさん出していただき、説明もとても丁寧で、心にすっと響いてきました。素晴らしいお話をありがとうございました。

・今回の研修を受けて、アドラー心理学やモンテッソーリ教育についてもっと学んでみたいという気持ちになりました。

素敵なご感想をありがとうございました。
どのご感想にも、子どもたちに寄り添おうとされる先生方の真摯な想いが感じられ、読みながら何度も頷き、胸が熱くなりました。
このように、共に考えたり学びを深めていける機会をいただけることに、心から感謝しております。

次回の研修でも、また皆さんとご一緒できるのを楽しみにしております。

 

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