年末年始・夫婦喧嘩を減らすコツ
- 年末年始など連休になると一緒にいる時間も長く、いつも夫と喧嘩をしてしまいます。家事も育児も私ばかりやっています。今回は連休も長いので、私の身が持つか心配です。
- 連休になると一緒にいる時間も長くなり、普段は見えない嫌なところが目についてしまう事もありますね。ママも育児に家事に忙しく余裕がなくなるため、夫婦喧嘩が絶えないというパターンのご家庭は多いかもしれません。そんな時はどうしたらいいのでしょうか。
年末年始。夫が一日中家にいる。
自分は家事に育児に大掃除に忙しく、休む間もないのに夫は連日のように、夜は忘年会という名の飲み会。
昼間は、家でテレビやスマホを見ながらゴロゴロしてばかり。
こんな状態が長く続くと、イライラしてしまったり、普段は言わないような嫌な言い方で怒ってしまう、などという経験はありませんか?
そんな時はどうしたらいいのでしょうか。
1.夫に大変さを分からせようとしない
そもそも、なぜイライラしてしまうのでしょうか。
例えば家事や育児をやってくれない時にイライラしてしまうのだとしたら、少しは手伝って欲しい!という期待もあるのかもしれません。
そして、もしかしたら夫に自分の大変さを分かって欲しいという想いもあるのかもしれません。
大変さをわかって欲しい、共感して欲しい、労わって欲しい、支えて欲しい
これは、多くの女性が思う事ですね。
そこで、夫に愚痴をいったり、大変なのよー!とアピールをしてみる。
しかし、そこで「大変だねぇ」と共感してくれる旦那さんは、そう多くはないと思います。
何故なら、男性は女性ほど共感が得意ではありません。パートナーが困っていることを知ったら、共感をするよりも先ず「解決してあげなくちゃ!」という問題解決思考のスイッチが入ってしまうからです。
しかし、そのように世の夫たちが共感してくれず、アドバイスばかりしてくるのは愛情不足だからでもなく、妻の事を大事に思っていないからでもなく、単に男女の脳の違いによるものです。
なので、先ずは夫に大変さを分からせようとするのをやめてみませんか。
妻が大変さを主張しても、夫に「俺は普段からもっと大変なんだ」と反発され、「私の方が大変なのよ」と攻撃してしまい、ますます争いに発展してしまうという事態にもなりかねません。
夫に大変さを分かって貰おうとする前に、先ずはセルフ共感に努めてみましょう。
セルフ共感とは、その名の通り自分で自分に共感してあげることです。
「大変だよね」「よくやってるよね」「頑張ってるよね」など、自分にたくさん共感の言葉を言ってあげてみましょう。
出来れば声に出して言ってみてください。
2.言い方を工夫する
夫に何か伝える時も、怒りのままにぶつけるのではなく、言い方を少し工夫してみましょう。
具体的には、相手を主語にする言い方ではなく、自分を主語にした言い方などです。
例えば、「ごろごろばかりしていないで(あなたも)少しは手伝ってよ!」と相手を主語にした言い方をする代わりに、「あなたが休みの日くらいゴロゴロしたいという気持ちも分かるんだけど、一人でやるのが大変だから手伝ってくれると(私は)助かるんだけど。」など、自分を主語にした言い方です。
それで手伝ってくれるとは限りませんが、不快にさせずに自分が困っているという事は伝えることが出来ます。
3.やってくれていることに注目を!
男性は言葉ではなく、行動がすべてです。言葉よりも、行動に注目をしてみましょう。
共感や労りの言葉をくれなかったとしても、困っていることを伝えて家事や育児を少しでも手伝ってくれるのだとしたら、それは立派な愛情表現ですね。
ゴロゴロテレビばかりみていたりするのも、それだけ普段家族の為に仕事を頑張ってくれているという事なので、考えようによってはそれも究極の愛です。
結婚して家族になると、愛情表現の仕方も感じ方もお互いに変化をしていくものですね。
粗さがしをするのではなく、当たり前の中に隠れてしまっているたくさんの「愛」に気付き、注目できるといいですね。
4.自分の機嫌は自分でとる
これは旦那さんに限らずですが、例えば夫や子供がイライラしていたり不機嫌だったりすると、それに振り回されてしまうという事はありませんか?
相手の機嫌は相手のもの。そして、自分の機嫌は自分のものです。
なので相手の機嫌に振り回される必要はありません。
相手がイライラしていたり、不機嫌な時でも、自分の機嫌は自分で決めることが出来ます。
相手の機嫌に振り回されないと決意し、自分がご機嫌で気分よくいられる方法を考えましょう。
家事や育児に追われてイライラしてしまうなら、大型連休の時は母業も妻業も大型連休!と割り切ってしまうのも一つの手です。
好きな映画を見る、読書に勤しむ、エステやマッサージに行く、趣味の時間に使う、友達と会うなど。
あなたが心地良くいられる時間はどんな時間でしょうか。
大型連休は普段頑張っている家事や育児は少し手を抜いて、自分の為に時間を使えると良いですね。