子どもがゲームをやめないとお悩みのママへ
- 小学生の息子がゲームに夢中で悩んでいます。宿題もやらず、お風呂やご飯の時間も遅くなるのでついガミガミ怒ってしまいます。
- お子さんのゲームの事で悩まれているとの事。宿題もやらずにだと心配になってしまいますし、お風呂やご飯など日常生活に支障をきたすとママも困ってしまいますよね。こんな時はどうしたら良いのでしょうか。
1.事前のお約束や取り決めをする
個人的には、小さいうちは出来ればスマホなども含め、ゲームなどもあまり与えない方が良いと思っています。
スマホやゲームを与えると子どもは大人しくなり、集中しますよね。
しかし、実はそれは集中しているのではなくて、光の刺激に反応しているだけ。
そして、小さい子どもは自分でそれをコントロールすることが出来ません。
否定するものではないですが、出来ればゲームやスマホ以 上の環境や大人の接し方があるといいですね。
しかし、小学生以上になると周りのお友達も持っていたりするので、完全に避けるというのは今の時代やはり難しいですよね。
そんな時は、ゲームを始める前に(出来れば購入する前に)、お子さんと一緒に事前のお約束や取り決めをしましょう。
例えば
・ゲームをするのは宿題が終わってから
・ゲームの時間は〇時から〇時までにする
など。
お母さんはお子さんがゲームに夢中で宿題をやらないことが心配なのですよね。
そして、お風呂やご飯の時間が遅くなってしまうので困っているのですよね。
先ずは、それをアイメッセージを使ってお子さんに伝えることから始めてみませんか?
例えばこんな感じです。
「ゲームが楽しいのは分かるけど、お母さんは、あなたが宿題をやらないのが心配なの」
「お風呂やご飯の時間が遅くなると、片付かないし、寝る時間も遅くなるからお母さんは困っているの」
お子さんがゲームをやりたい気持ちは尊重しつつ、自分の気持ちや困っている事を伝えるのがポイントです。
例えば、頭からゲームを否定されたり、「宿題やらないならゲームは禁止!!」などと言ってしまうと、おそらくお子さんは聞く耳を閉じてしまうと思います。
出来ればゲームをやっていない時で、機嫌の良い時を見計らって話し合いが出来ると良いですね。
ルールや取り決めをしても子どもが守ってくれない!とお悩みのお母さんもいらっしゃるかもしれませんが、こういった話し合いは、親が勝手に決めたルールを守らせるよりも、お子さんと一緒にルールを決めた方が良いです。
アドラー心理学ではこれを家族会議と呼んでいますが、子どもは親に一方的に課せられたルールは守りずらいのですが、自分で決めたルールだと守りやすいですよ。
2.親が貸してあげる
ゲームを完全に禁止!としてしまうと、かえってゲーム欲が強くなってしまうという事もあるようです。
あるお母さんの話では、お子さんがゲームを欲しがっているのに買ってあげないで禁止し続けていたら、自分でおこずかいを貯めて、親にばれないようにお友達の家に届くように手配してネットでこそこそ買って隠し持っていたのでびっくりした!という出来事があったそうです。
本当に欲しいと思ったらそこまでするお子さんもいるんですよね(^^;
なので、親が禁止する、管理する、にも限界があります。
そこでお勧めなのは、お子さんにゲームを買ってあげるのではなくて、親が自分のものとして買い、時間を決めてお子さんに貸してあげるというスタンスにする!というもの。
お子さんに買ってあげたり、おこずかいを貯めて自分で買ったものだとしたら「自分のものなんだから好きにやってもいじゃん!」となってしまいそうですが、お母さんのゲームを時間を決めて貸してあげるというスタンスにすれば、子どもは時間になったら返さざるおえなくなるし、決まった時間内ならゲームをすることが出来るのでゲーム欲もある程度満たされます。
これからゲームを買おうか悩んでいる方はぜひお試しくださいね♪
3.禁止するのではなく付き合い方を考える
近年、ゲームのやりすぎで日常生活にまで支障をきたすような状態になる「ゲーム依存症」が増加傾向にあるという事が問題になっていますが、これらの依存症になってしまう原因の多くはオンラインゲームと言われているそうです。
同じゲームでも、依存症になりやすいゲーム、なりにくいゲームなどもあるみたいですね。
そういったことも、家族会議の中でお子さんと一緒に話し合ってみるというのも一つかもしれません。
今の時代、スマホやゲーム、ipadなど。避けて通ることが出来ない時代ですよね。
こういった時代だからこそ、一方的に禁止するのではなく、メリット、デメリットなどを子どもと一緒に話し合い、付き合い方も子どもと一緒に話し合いながら考えていく事が大切になってくるのかもしれません。
子どもとの話し合いのやり方や、家族会議のやり方についてはアドラー心理学の講座でも学べます!